医療法人節税対策

従業員の無料診療で福利厚生&収益アップ!

医業経営の重要な課題として、人材の獲得・定着があります。この問題解決には単なる賃金上昇だけでなく、労働環境の整備・改善、福利厚生の充実も必要です。

そこで福利厚生の充実の一環として、「自医院での従業員の無料診療」があります。

1従業員の無料診療のやり方

従業員に自医院での保険診療を積極的に受診してもらいます。その際に窓口で頂いた診療費を給与支給時に返金します(所得税非課税)。一方で、社会保険には通常通り点数計算して、診療報酬を請求します。

2従業員の無料診療のメリット

従業員の無料診療には以下のメリットがございます。

① 福利厚生の充実として、従業員の雇用満足度が向上する。
② 従業員の診療にかかる診療報酬請求収入で、収入が増加する。
③ 特別な手続きが不要で、すぐに手軽に取り組める。
④ 患者の立場を経験する事で、従業員による患者目線でのサービス提供や改善を期待できる。
⑤ 返金した分の窓口収入は福利厚生費として経費計上できるため、微力だが、利益縮小(≒節税)に繋がる。

3従業員無料診療の注意点

手軽でメリットも多いですが、実行に当たって注意点がございます。国民健康保険組合(医師国保・歯科医師国保)では自家診療の保険請求ができません。この方法が可能なのは、従業員が全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入している事業所に限ります。また、社会通念上適正とされる金額を大きく超える場合、税務調査等で否認される場合がございます。

事前の手続き等も不要で実践しやすい方法ですので、弊社までご相談の上、ぜひご検討ください。

収益向上度 ★★☆☆☆
お手軽度 ★★★★★
従業員満足度 ★★★☆☆

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